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足首の捻挫(ねんざ)  18歳 女性 右足外側靭帯損傷(疑)

【症例報告】18歳  女性  右足外側靭帯損傷(前距腓靭帯損傷)の疑い

 

前日に段差を踏み外し、右足をひねったとのことで、

右足首の外くるぶしに痛みと腫れがあり、足を引きずって来院されました。

 

右足の外くるぶしの靭帯に圧痛(押して痛い)認め、エコー観察しました。

右足の靭帯が腫れて、動揺性(靭帯が部分的に切れて緩んでいる状態)を認めました。(下の図の赤線▽)

 

ギプスシーネ固定をして、その後サポーターへ変更、運動療法も適宜すすめ、約2ヶ月で靭帯の動揺性も改善し、治癒としました。(下の図の青線▽)

 

このような怪我で、初期にしっかりと固定をしないと、靭帯に動揺性が残り、いつまで経っても痛みが取れなかったり、老後に変形性関節症になるリスクが出てきます。

 

今回の症例のように、それほど腫れていなくても靭帯損傷があったり、また子供では剥離骨折を認めることも多くあります。捻挫(ねんざ)の際は、なるべく早めに受診して下さい。

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